土地家屋調査士試験は、合格率が8~9%と難易度が高いことで知られています。
試験に無事合格するためには、効率の良い勉強法を取り入れて対策を練っていくことが大切です。
土地家屋調査士試験には、筆記試験と口述式試験があり、筆記試験の中にも択一・記述と問題の種類が2種類に分かれています。
今回は、土地家屋調査士試験の受験を考えている人に向けて、記述式の勉強法を紹介するので、情報を有効に活用してください。
記述式の勉強に必要な道具
土地家屋調査士試験の記述式を解くためには、7種類ほどの道具を用意しなければいけません。
記述式の勉強には、関数電卓やボールぺン、シャーペン、コンパス、全円分度器、三角スケール、三角定規などが必要です。
これらの道具は、試験当日に会場にも持参する必需品です。
試験のときに余計なストレスに悩まないためにも、勉強のときにどういったものが使いやすいのか確認してみてください。
記述式「土地」に関する勉強法
記述式の問題は、計算・申請書・作図の3つのパターンにて構成されています。
記述式の土地の問題では必ず座標値が問われるので、計算の正確性が重要です。
この計算を間違えてしまうと、その次に求める辺長や地積なども全て間違った答えを導くこととなってしまい、合格が遠のいてしまいます。
面積計算や辺長計算の勉強はもちろん、点の移動・放射計算・交点計算・補正計算を繰り返し行い、電卓の使い方も含めてマスターしておかなければいけません。
作図の問題もあるため、何度もトライして慣れるようにしてください。
記述式「建物」に関する勉強法
建物の問題は、申請書が要となります。
申請書はパターンが多く内容も複雑であるため、繰り返し書いて慣れるのはもちろん、背景を読み解きながら応用にも対応できるようにしておくことが大切です。
まずは基本的なケースで繰り返し練習し、徐々に難易度の高い複雑なケースへと移行していくと、申請書についての理解が深まります。
計算問題については土地の問題よりもシンプルなものが多いので、ひっかけ問題で惑わされないようにとにかく過去問を解いて頭を慣らしておきましょう。
作図については、時間配分を適切に行うことが求められるので、完成までのスピードを意識しながら勉強に取り組みましょう。
本サイトでは、択一問題でも高得点をとる方法をご紹介しております。下の記事でご紹介しているので、あわせてご覧いただくとより効率よく学習できるかと思います。
効率良く勉強して自信を持って試験に挑もう
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、土地家屋調査士試験の記述式の勉強法がご理解いただけたと思います。
土地家屋調査士の試験は、全ての科目を通して適切に時間配分することが大切です。
効率良く記述式の勉強を行って、試験当日の自信につなげていきましょう。