土地家屋調査士は無資格でもなれるのか?

今回は、土地家屋調査士は無資格でもなれるのかについてご紹介していきます。

 

土地家屋調査士の受験を考えている方の中には、土地家屋調査士補助者として働くと、無資格でも同じ業務を行えるのではないか、と疑問をもつ方も多いのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、補助者になるなどして無資格であっても経験があれば土地家屋調査士として働けるのかについてまとめました。土地家屋調査士を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

土地家屋調査士は無資格でもなれるのか

 

土地家屋調査士試験の受験を考えている方であれば、土地家屋調査士は、資格がなくても働くことができる、と見聞きしたことがあるのではないでしょうか。ここで言う無資格とは、まったくの知識ゼロという状態ではなく、土地家屋調査士補助者として働いていることを指します。

 

土地家屋調査士補助者とは、土地家屋調査士事務所などで土地家屋調査士の資格を取得せずに実務経験を積んでいる人のことです。実際は、補助者として働きながら土地家屋調査士試験の勉強を行っているケースが多いと言われています。

 

中には補助者としての経験が長く、現場でもリーダー的な役割を果たしている人もいますが、土地家屋調査士の有資格者とまったく同じ業務内容を行えるわけではありません。土地家屋調査士の有資格者でなければ行えない主な業務は、以下の2つです。

 

土地家屋調査士でないと行えない業務

  • 不動産登記手続きの代行(表示に関する登記)
  • 筆界特定の申請代行(土地の境界線を調査する)

 

補助者として無資格のまま現場で経験を積むことはもちろんできますが、資格がなければ行えない業務も存在することは覚えておきましょう。

 

無資格だと補助者としては働けるが、土地家屋調査士の独占業務は担当できない

 

いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくことで、土地家屋調査士は無資格でもなれるのかについてご理解いただけたと思います。

 

土地家屋調査士の資格取得を目指しながら補助者として無資格のまま働くと、実務経験を積むことはできますが、有資格者の独占業務がある関係で、まったく同じ業務を行うことはできません。土地家屋調査士を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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