土地家屋調査士試験の理想的な時間配分

土地家屋調査士試験の本試験は、択一式と記述式の設問で構成されています。
合格するためには、時間配分を意識しながら解き進めていくことが大切です。
150分という限られた時間を有効に使うためにも、事前に教科ごとの時間配分を考えておくことをおすすめします。
今回は、土地家屋調査士試験本試験における理想的な時間配分についてまとめました。
試験中に時間が足りなくなって慌てることがないようしっかり準備しておきましょう。

土地家屋調査士試験の科目ごとの時間配分

土地家屋調 査士試験は3教科に分かれています。
試験時間150分の配分は以下のとおりです。

択一式(20分)

択一式の理想的な時間配分は20分です。
出題数は20問あり、大切なのは1問でも多く正解をして点数をかせぐことがポイントとなります。
最初の3問は民法です。問題文が長い傾向にあるため、そのほかの17問から回答をすると精神的に余裕を持てるでしょう。

記述式・建物(50分)

記述式・建物の理想的な時間配分は50分です。
設問は土地が先に出てきますが、土地は計算などに時間を要するため、建物から先に取り組むことをおすすめします。

建物は申請書の記述が複雑であるため、実態把握と記述に時間が必要です。
また、建物図面に時間を要する可能性があるため注意しましょう。
建物50分の内訳は、把握・記述に30分、作図に20分のイメージで取り組むことをおすすめします。

記述式・土地(60分)

記述式・土地の理想的な時間配分は60分です。
把握については建物ほど複雑ではありませんが、特に計算と作図に時間を必要とします。
土地60分の内訳は、把握・記述に20分、作図に20分、計算に20分のイメージで取り組むようにしましょう。

予備(20分)

予定していた時間配分を上回ってしまった場合や見直しをしたりするために、あらかじめ予備時間を20分設定しておきましょう

また、予備時間に何をするかは事前に決めておくことをおすすめします。
「記号の書き忘れがないか」「マークミスがないか」など自分が間違えやすいポイントに注目することで、ミスに気づきやすくなるでしょう。

土地家屋調査士試験の合格は時間配分が鍵

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで土地家屋調査士試験の時間配分がご理解いただけたと思います。
時間配分は試験中の精神的余裕に直結するものです。
ぜひ土地家屋調査士試験は時間配分に意識して臨みましょう。

当サイトでは土地調査士の資格取取得をお考えの方のために、おすすめの土地調査士の予備校をランキング形式で紹介しています!良かったらチェックしてみてください。