土地家屋調査士試験は、他の試験に比べて持参しなければいけない道具が多いという特徴があります。
試験日が近づくにつれ、必要なものがきちんとそろっているか不安を覚える人も少なくありません。
筆記用具はもちろん、土地家屋調査士試験ならではの携行用具も必要となり、試験前日までに準備できているか確認しておくことが大切です。
携行用具が手元にあるのとないのとでは、試験の出来にも影響が出てきます。
今回は、土地家屋調査士試験受験の準備に入っている人へ向けて、必要な携行用具をまとめました。
携行用具を忘れて本領発揮できなかったなんてことのないよう、しっかりと準備しておきましょう。
Contents
土地家屋調査士試験の携行用具は全部で8つ
土地家屋調査士試験には、ボールペンなどの筆記用具をはじめ、土地家屋調査士試験の問題を解くために欠かせない道具を持っていかなければいけません。
試験当日持っていくべき携行用具は9つもあるので、忘れないようにしましょう。
1.関数電卓
土地家屋調査士試験では、短時間でたくさんの計算をこなしていかなければいけないため、電卓をいかにうまく活用するかが合格のカギとなります。
土地家屋調査士試験で使う電卓は一般的な電卓とは違って、関数電卓と呼ばれる電卓です。
この関数電卓は、sin・cosなど三角関数の計算ができるだけでなく、「°」・「′」・「″」などを組み合わせて高度な計算を行うことができます。
方向キーがついているので、入力した式の途中を修正することもでき、一刻を争う試験時間の中で欠かせないアイテムです。
2.黒のボールペン
土地家屋調査士試験の記述式問題は、ボールペンで回答しなければいけません。
メーカーや太さまでは指定されていませんが、ダマになりにくい油性のボールペンを選ぶようにしましょう。
高級なものを用意しなければいけないのではなく、100均で手に入るものでも問題ありません。
3.シャープペンシルor鉛筆
土地家屋調査士試験の択一式問題は、シャープペンシルor鉛筆での回答が求められます。
また、作図の下書き用としても、シャープペンシルor鉛筆があると便利でしょう。
シャープペンシルを持っていく場合は、使っている途中で芯が折れてしまったときのために、替えの芯も忘れずに用意しておいてください。
4.消しゴム
製図の下書き線を消すために、消しゴムも用意しておかなければいけません。
ボールペンやシャープペンシル、鉛筆などと合わせて持参しましょう。
5.三角定規
土地家屋調査士試験記述式問題には作図の問題があり、この問題を解くときに三角定規が必要となります。
市販のものでもいいのですが、作図問題に適した仕様になっている三角定規もあるので、利用すると便利です。
試験当日は使い慣れたものを持参するといいでしょう。
6.三角スケール
図面チェックに使う三角スケールも、土地家屋調査士試験に必要な携行用具です。
土地家屋調査士用・建築士用と区別されているものもあるので、必ず土地家屋調査士用のものを選んでください。
7.コンパス
試験の解答の際に使う機会はめったにないとのことですが、コンパスも念のために用意しておくといいでしょう。
シャープペンシルとインクペンがつけ替えられるようなタイプのものがあると、便利です。
8.分度器
分度器は、書式問題で出題される作図のときに使います。
小学校などで使う半円タイプのものではなく、360度の目盛りが刻まれた全円タイプの分度器を用意しましょう。
試験にマストな携行用具をしっかりチェックしておこう
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、土地家屋調査士試験に必要な携行用具がご理解いただけたと思います。
試験勉強に力を入れると同時に、試験当日に必要なものの確認も怠らないよう注意しておきましょう。