
土地家屋調査士の択一式試験には基準点と呼ばれるものがあります。
この基準点をクリアしていないと、記述式試験の採点をしてもらえないという試験制度となっているのです。
今回は土地家屋調査士択一試験の受験を検討している方に向けて、基準点とは何かを説明していきます。
土地家屋調査士択一式試験の基準点とは?
土地家屋調査士試験の筆記試験には、択一式試験と記述式試験があります。
両試験は同日に行われますが、採点は択一式試験から行われ、基準点を満たしている場合のみ記述式試験の採点が行われます。
もし択一式試験の基準点を満たしていない場合は、その段階で土地家屋調査士試験に不合格となり、記述式試験の採点を行ってもらえません。
択一式試験の基準点は上位2,000人程度のラインとなっています。
過去のデータを見ると、50点満点中30~37点あたりが択一式試験の突破ラインのようです。
択一式試験に基準点が設けられているのは、記述式試験の採点が人の手によって行われているためです。
人が採点できる分量が限られているため、択一式試験で約2,000人にまでしぼりこんでいるというわけです。
土地家屋調査士試験合格には択一式試験の基準点突破が必須
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで土地家屋調査士択一式試験の基準点がご理解いただけたと思います。
択一式試験の基準点を満たすことは、土地家屋調査士試験の合格への第一歩なのです。