土地や家屋の登記の手続きを行う土地家屋調査士は、企業に所属して働いている人もいれば、独立して個人で仕事をしている人もいる職業です。
どちらのケースでも、できるだけ残業が少ない環境で働きたいと考える人が多いことでしょう。
そこで今回は、土地家屋調査士を目指す人に向けて、実際働き出したらどれくらい残業するのかという実情をご紹介します。
土地家屋調査士はひと月30~40時間の残業が一般的
土地家屋調査士は、どんな事業所で働くのか、独立して働くのかにもよって残業時間は変動します。
参考までに、現在土地家屋調査士として働いている人の平均的な残業時間は、ひと月30~40時間が一般的です。
残業が多い事業所に勤めている人の中には、70~80時間ほど毎月残業しているという人もいます。
特に残業が多い人の場合はひと月の残業時間が100時間を超えるケースもあり、働く場所と働き方によって残業時間も大きく変動することが理解いただけるでしょう。
土地家屋調査士は、測量・図面作成・事務処理などを基本的に一人で行いますが、測量だけでも長いときは夕方までかかることがあり、これが残業の長さにつながっています。
人員に余裕のある事業所に所属すれば、残業時間を減らすことができるかもしれません。
場所と働き方の選択が残業時間を左右する
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、土地家屋調査士の残業時間についてご理解いただけたと思います。
これから土地家屋調査士を目指す人は、試験合格後の働き方についても考えてみてください。