土地家屋調査士制度の歴史について知りたい!

今回は、土地家屋調査士の歴史についてご紹介していきます。

 

土地家屋調査士試験の受験を考えている方の中には、土地家屋調査士がどういう経緯で誕生し今に至るのか、といった歴史が気になるという方も多いのではないでしょうか。

 

そこで本記事では土地家屋調査士のこれまでの歩みについてまとめました。これから土地家屋調査士の資格取得を目指そうと考えている方は、ぜひチェックしてください。

 

土地家屋調査士制度の歴史

 

土地家屋調査士制度の歴史は、明治時代の「土地調査員」から始まっています。江戸時代から明治時代へと移り変わり、土地の私的所有権が認められたことをきっかけに、個人が所有している土地と建物に対して、税金がかかるようになりました。この税金を正確に徴収するために、土地の調査や測量をする役割として設けられたのが、土地調査員です。

 

しかし、この土地調査員とは、専門的な資格をもっていたわけではないので、何かと不備が多く、長野県松本市の土地調査員を中心に法整備を求める運動が活発化していきました。戦前から戦後にかけてのこの運動が実を結び、1950年(昭和25年)731日の臨時国会で、現在につながる「土地家屋調査士法」が制定されました。この出来事が由来となり、731日は「土地家屋調査士の日」と定められています。

 

この歴史から分かるように、土地家屋調査士は、70年以上の歴史ある国家資格なのです。2000年には土地家屋調査士数が18699人とピークを迎え、そこから今現在は減少傾向ではありますが、土地家屋調査士の需要が減っているわけではありません。今日では20代から30代といった若い世代の土地家屋調査士が少ないため、これから資格取得を目指すにはおすすめの国家資格だと言えます。

 

土地家屋調査士は、歴史ある資格

 

いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくことで、土地家屋調査士の歴史についてご理解いただけたと思います。

 

土地家屋調査士は、明治時代に起源をもつ長い歴史のある国家資格です。土地家屋調査士の資格取得を目指している方は、その歴史を知って、資格の意義や目的が理解できると、また違った視点で学習に取り組むことができるかもしれません。ぜひ土地家屋調査士の歴史についても興味をもって学んでみましょう。

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