土地家屋調査士試験の午前の部の免除認定を受けるべき理由

土地家屋調査士試験の合格を目指すなら、午前の部は免除認定を受けるべきという話を聞いたことはありませんか?
土地家屋調査士は数ある資格の中でも、合格率 が低めの国家資格です。
土地家屋調査士試験の午前の部が免除されれば、受験者の負担が軽くなるなどのメリットがあります。
午前の部が免除されるためにはある条件を満たすことが必要です。
今回は、土家屋調査試験の免除の条件や免除認定を受けるべき理由についてご紹介します。

午前の部が免除される条件とは?

土地家屋調査士試験は、「午前の部」と「午後の部」の二部構成となっています。
午前の部が免除される条件としては、一級建築士または二級建築士 、測量士、測量士補 の試験に合格していることです。
実際、土地家屋調査士試験の受験者は、午前の部を免除される資格保有者が多いため、午前の部の受験者数は少ない傾向にあります。

また、土地家屋調査士の合格率は、日本土地家屋調査士会連合会によると9.67% (令和1年度)という結果です。
土地家屋調査士を目指すならば、負担はなるべく減らしたいものではないでしょうか。
測量士、測量士補の試験には受験資格が必要なく、比較的合格率が高いことから、測量士または測量士補の資格取得後に土地家屋調査士を目指す人が多いようです。

午前の部が免除されるメリットは?

午前の部の試験時間は午前9時半から11時半までの2時間です。
その限られた時間内に多肢択一問題10問、記述式問題1問を解かなくてはなりません。
さらに、午前の部では、平面測量や作図などの難易度が高めの問題が出題されます。
なるべく難易度の高い問題を避けたいのが受験者の本音ではないでしょうか。

また、午後の部の試験時間は、午後1時から午後3時半までの2時間半です。
午後の部は多肢択一問題20問、記述式問題2問と午前の部の2倍の問題が出題されます。
一日中、試験を受けるとなるとかなりの気力が必要となるでしょう。

なお、土地家屋調査士試験は、午後の部の合格基準点 をクリアしても、午前の部の基準点がクリアできなければ合格とはなりません。
したがって、午前の部は避けられるなら避けたほうが無難といえるでしょう。
午前の部が免除されれば、午前中を勉強の時間に使えたり、試験前にしっかり休息をとったりと万全の状態で試験に挑むことが可能です。

合格への近道は午前の部の免除にある

今回は、土地家屋調査士試験、午前の部の免除認定を受けるべき理由についてご紹介しました。
ご自身にとって、土地家屋調査士試験の午前の部を避けるべきか判断する材料となりましたでしょうか?
土地家屋調査士試験に合格するためには、午前の部の免除がキーポイントになるようです。これから受験を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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