土地家屋調査士試験は民法が重要なのか?

土地家屋調査士を志している方は、土地家屋調査士試験を突破しなければなりません。
必須科目の民法は、択一書式問題で3問出題されています。
ただし民法は試験範囲として加わってから約15年と日が浅く、過去問が少ないのも特徴です。
そこで今回は、民法の出題範囲や勉強法を解説していきますので、独学で勉強している方や民法の学習方法を模索している方など、ぜひ参考にしてみてください。

民法は合格への重要なポイント

民法自体の出題数は少ないなと思われるかもしれませんが、実は試験のキーポイントと言える分野です。
民法は私法の基本となる法で、市民の相互間において最も基本的なルールを定めているものです。
そのため不動産登記法にも関わっており、試験を合格する上では重要な法律となっています。
民法をしっかりと押さえていくことが試験合格への一歩となるでしょう。
民法は条文数も多く言い回しも難しいものが多いですが、全てから出題されるわけではありません。
特に頻出しているのは、総則、物権、相続の分野ですので、重点的に対策を講じていきましょう。

内容を理解してインプットしていこう

民法を学習していく上でまずポイントとなるのが、条文を覚えていくことです。
民法では、条文そのままのものが出題されることはありません。
そのため、いかに民法自体を理解しているかがカギを握っています。
制度の趣旨や背景などを意識したり、覚えやすくイメージをしたりすれば、条文の内容を知識として習得していきやすいでしょう。
また、まずは民法の共通ルールが記載されている総則から学習を進め、続いて個別の分野を学ぶ こともおすすめです。

意識したいのはアウトプットに力をいれること

民法のインプットが終了すれば、知識を定着させていくためにアウトプットしてく必要があります。
過去問を使用することはもちろんですが、ボリュームがそれほど多くないため、民法が出題されている宅地建物取引士の問題を活用することも方法の1つです。
問題を整理しながら、覚えた民法を使って問題を解いていきましょう。
反復練習をすることでより正確な知識を習得することが重要です。
ただ他の試験の過去問ばかりするのではなく、土地家屋調査士試験の過去問演習を怠らないようしてください。
また民法が改正されて2020年4月1日より施行されています。
改正後の民法についても穴がないように学習しておく必要があるでしょう。

民法は内容をイメージしながら理解しよう

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、土地家屋調査士試験の民法の勉強方法がご理解いただけたと思います。
必須科目である民法はその他の法律にも関わってくる重要なもののため、十分な理解をしながら学習を進めていきましょう。

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